通販で買うコイルや抵抗器、コンデンサの役割

通販で売っている電子部品には、半導体とその他の部品に分ける事が出来ます。その他の部品の中でも電子回路に度々登場するのが抵抗器やコンデンサ、コイルなどの電子部品です。電子回路を構成するためには欠かせない存在なので、これらの部品の役割を覚えておくと電子工作を行う時など便利です。

抵抗器は電気的な抵抗を起こす電子部品

抵抗器は電気の流れを悪くする電気部品です。
電気の流れを悪くすると聞くと、こんな電子部品を使わない方が良いのではないだろうかと、考えてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、抵抗器がなければ電流は好きなだけ回路の中を流れる事になり、電子回路として働かせる事が出来なくなります。
電子機器内部には多数の抵抗器が回路内に使われていますが、抵抗器を使う事で必要な電圧に下げる事が出来るようになり、各素子への電流をコントロール出来るようになります。
尚、抵抗器の単位はオーム(Ω)で、カーボン抵抗などの場合はカラー表示を見て抵抗値を調べる事が出来ます。カラーコードは0から9までの数値を色別にしたもので、3つ若しくは4つのカラー表示を見る事で抵抗値が分かるようになっています。

コンデンサは電気を溜める役割を持ちます

コンデンサは抵抗器と同じく電子回路の中で多数使う電子部品で、電気を溜める役割を持ちます。
コンデンサは大きく分けると、有極性と無極性の2つになります。極性とはプラスとマイナスを持つ素子で、極性を持つ電子部品をプリント基板に取り付ける時には注意が必要です。
コンデンサの中でも極性があるのが電解コンデンサです。但し、電解コンデンサの中には無極性タイプもあり、ノンポーラや無極性電解コンデンサと呼ばれています。
ちなみに、コンデンサの実物を見ると、極性がある電解コンデンサにはマイナス極側に「?」のマークが付いているので、プリント基板に実装する時には部品配置図と照らし合わせて、マイナス極側がどちらになるのかを確認してから半田付けをしましょう。

コイルは周波数に応じて電気の流れが変わります

コイルは主に高周波回路の中で使う電子部品です。
しかし、最近では電源ラインにコイルを利用し、電源からのノイズをカットするなど、安定した電源が必要な電子回路の中で利用するケースが多くなっている事からも、低周波回路の中でもコイルが使われるケースもあります。
通販などのコイルは抵抗器のような抵抗値はありませんが、周波数が高い場合は電気を通しにくく、周波数が低い場合は、電気を通しやすいなどの性質を持っています。
ちなみに、電源のノイズを除去する作用を持つコイルは固定インダクタと呼ばれているもので、インダクタとは流れる電流により形成が行われる磁場に対し、エネルギーを蓄える事が出来る受動素子で、単にコイルとも呼ぶ事もある電子部品です。